愛について
ここ最近「愛」について考えます。
私には「愛」が足りないらしく、歴代のパートナーから、もっと僕を愛してほしいと・・・そのように言われ続けていました。
「この世で大切なのは、愛し合うことだけと、あなたは教えてくれる」
とありますが「愛」=ディープなもの・・・なのかと、率直に。
日本人は愛情表現が文化的に苦手らしく、歪んだ愛や、捻くれた愛、などといった言葉もあるほどです。
そもそも、なぜ私がこんなに「愛」について考え、答えを知りたいと思うようになったのかと申しますと、3年前から勤め出した職場で知り合った壮年(高年齢者というのかも知れない)が、今まで会ったことの無いタイプで
年齢とかけ離れた、大人げのない人なのです。
子供っぽいところがあるよね~。とかではなく、まるで子供、性格が子供?
良いところも、悪いところも、実に子供らしい・・・。
ですから、理不尽なこともたくさんあり、不愉快な思いもたくさんしました。
「もう!彼って、理解に苦しむのですが、憎しみしか湧かないのですが」的なことを通り越して、笑っちゃうっていう。
そう、憎めないのです。
そして、彼が求めているのが「愛」なのです。
ちゃんと仕事しているのに、何が足りないのだろう。なぜ怒るのだろう。何を求めているのだろう。どのように接したらいいのか、彼の気持ちに応えるには、自分がどのようなことすればいいのか、とにかく分からない。
『私はスーパー秘書じゃない!嫁じゃない!辞めてやる』
精神科医であり、作家であり、ユーチューバーの樺沢紫苑さんが
シェアしてくださったお話
「愛」についての質問を、心理学者のジョン・グレイ博士に問いかけた際、その答えが、非常に簡潔で明瞭で、感心して腑に落ちた。というので私もご紹介したいのです。
おもに愛は六つの定義から成り立っているのだと、思いやり、理解し、信頼し、受容し、感謝し、尊敬する、ということなのだと。
樺沢紫苑さん曰く、愛は貰うものと思いがち、与えることが先。
お互いに、与えることが先で、与えあっていくところでお互い様になるのではないか、何かをして貰って返すのではない、考えを切り替えないと。との補足もありました。
老若男女問わず、この定義は、まさに私の必要としていた答え、そのものでした。
- 思いやる
- 理解する
- 信頼する
- 受容する
- 感謝する
- 尊敬する
私的には、この内の「受容する」ことが苦手だったようです。相手の存在そのものを受け止める事。
これ、すごく深いです。理解することと受容することは全然違いますよね。
なんか、今まで間違ってたな・・・なんて。
とにかくなんでも、一旦、受け止める。これ「愛」なのです。
理屈を通す前に、一旦、受け止める。
「感謝」と「尊敬」は、目の前のお相手から発してくる、自分への思いに、気づくこと、受け取ること・・・
見えない思い、その細かい思い、「愛」を受け取り、そうして
与える言葉や態度が、それなのかな。
当たり前と、思っちゃいけませんということなのです。
ついでに、過去のことも反省したりして。
・・・憎めない人に出会えたことに感謝です。
学びの多い日々に感謝です。