妄想すること

夢を叶えたい、その理想をイメージして、人に話したりすると「妄想だよ」と言われたことがある。

妄想。

現実にしていきたいことが夢で、現実とはほぼリンクすることない事、やや正常な感覚ではないこと、ちょっと背徳な感じ・・・そういうのをストーリー化して、自分の世界観で楽しむことが妄想なのかな。

妄想癖がある・・・とかいうの聞いたりするけど、

わたしは子供の頃、よく空想とかして遊んだな。いろんなこと想像して、詩を書いたり絵を描いたり、物語とかも作ったりして、そんな子供だった。

子供の頃のあれは「空想」で、大人になると「妄想」になるのかしら。

さて・・・と。

昨日、友人から SHOKICHI(以下・しょうちゃん)の、写真集をプレゼントされたのだが、別に、わたし、しょうちゃん押しじゃないけど何で?と思いつつ、そんなことも言わず、喜んですぐパッケージを破って、見たわけ。

「うわー、カッコイイねー」「うわー」「ぅわー・・・」「ぅ・・・」

・・・少々の絶句のあと

「こ・・・これ、なんかヤバくない?」

わたしの、この問いかけに友人は「そう、だって書いてあるでしょう?セクシー&エレガントな写真集って」

 

なにがなにって、うまく文字で言えないけど、ま、率直にいうと

エロいの・・・ですよ・・・。

エロい、としか言えない。セクシーってこんなにエロイんですか?っていう。

カメラマンがすごいのか、しょうちゃんの表現力がすごいのか、みごとな合体なのか

だから、なんなのか。

 

写真を拝見するという行為、絵画もしかり、じーっと、見つめて呼吸をするのが、わたしの礼儀であり流儀、なわけで。

HIDEちゃん(Xのね!)の写真集とはもう、全然ちがう、甘く、儚く、せつない・・・とか、そういう想像力を掻き立てるようなものではないのだ。もう、その、しょうちゃんの一方的な誘惑のエネルギーが爆発なわけで、もはやエロ本ていうか。

女性としては、音、匂い、温度、そういったものの感覚が刺激されるという。

そして、妄想に突入。

しょうちゃんのこと、愛してるわけじゃないのに・・・なんか、妄想して、多分にやけちゃってごめんなさいっていう。

いや、謝るところじゃないけど。

 

そして、本を閉じて、友人とゲラゲラと笑って終わったのだ。

 

それにしても、もう、開くことはないかも~と思わせる。

じーっと見つめてはいられない、刺激的な写真集なのだ。

それとも、落ち着けば

大人の女性の余裕をもって、芸術作品として見れるのだろうか・・・?

いずれにしても、しばらくの間は、しょうちゃんを、何かの媒体で見かけるごとに

いけない妄想をしてしまいそうだ。

 

・・・いけない、妄想。

 

しても、いいのかな・・・。

いやいや、だめだめ、あかんやろー。

・・・でも、しちゃうんだろうなー。