声がれ流行中

声が出なくなってから、はや、6日が過ぎます。

大体、1週間から10日は様子見のようで、それ以上出なかったら、呼吸器内科、耳鼻咽喉科を受診し、声帯をチェックしなくてはなりません。

殆どの声がれの原因は、乾燥なのですが、秋になると一気に湿度が下がり、ほこりっぽくもなりますし、この空気の乾燥で、ダニが死んで、粉塵になっちゃうところも加勢しているわけで、調子が悪い人ばかりでしょう。

それで、喉の痛みを感じたら、水でうがいは良いのですが、イソジン消毒うがいは是非ともしないで頂きたいのです。

喉が痛いとき、イソジンでうがいをしたら、必要な菌までも取り払われ、バクテリアやウィルスに抵抗できず、かえって感染しやすい状態を作ってしまいます。

イソジンはとても強い殺菌力があります、人の粘膜に直接は、実は、あまりにも強すぎるのです。

のどぬーるも危険です。やりすぎに注意です。

喉が痛くなったら、声が擦れる前に、なるべく喋らないようにして、温め、水分と栄養を取りましょう、本気で喉が痛くなってきたら、唾を飲み込むのも痛いのです!早くから栄養を取っておきましょう。

水での手洗いは、必ずしてください。水うがいはしても良いですが、痛くなってしまっているならイソジンは使わないでください。

結局は、熱が出る事になりますから、スグに病院へいって、抗生剤、たんきりのお薬を処方して貰い、よく眠ることが大事です。

焦っても良いことは無いので、ゆっくり休むしかないのですが、早く治したい人は強いお薬を飲んでしまいます、鼻水を止めるお薬とか、これは乾燥させるので、いいアイデアではありません。その瞬間は、良いと思いますが、悪化させてしまいます。

これくらい平気と思うのも、悪化を早めるだけです。アルコール消毒だーとか言って、お酒を飲むのも絶対にやめたほうが良いです、そういうのが蓄積されて、老化が早まるのですから。

ヘルスリテラシーの格差がありすぎる世の中です。

焦らず、結局は自然治癒しかなく、治すには時間が必要なので自分の体をいたわり、無理をしないで、正しい選択をして欲しいです。

昨日も、私と同じ症状の患者さんが随分たくさんいらしてました。

お気の毒すぎるといえば、2日間で何軒もクリニックを回っている人もいたり、明日、出張だから治せって人や、内科で溶連菌て言われたのですけど診てください。など、国保社保ともども、これでは、保険システム崩壊しますよ。

ビジネスと思えば別な話ですけどね・・・

さて、私は、優秀なドクターのアドバイスをもとに、基本のお薬と強めの抗生剤、潤うように点鼻薬、ふつうの飴をなめる、ということで、自然食品のお店で甘く無い飴を見つけてきまして、口腔内が乾かないようにしています。

1週間から10日って長いし、不便だし、仕事にも影響するのですけど、この時こそ、周りの人たちが見えてきますね。本当に感謝です、病気になって見えるもの感じる事ってあります。いろいろありますねー・・・。

もう、わかったから、はよよくなれ・・・。